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②廃用症候群の姿勢・動作リハビリ 臨床編「支持基底面と重心、動作観察(評価)」

講師:㈱ケアプラス テクニカルアドバイザー 理学療法士 Mr.T

20200916-2 「廃用症候群の姿勢・動作リハビリ2 臨床編」 
講師:㈱ケアプラス テクニカルアドバイザー 理学療法士 Mr.T


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目次

1 理学療法評価の対象
2 機能障害 (impairment)
3 能力低下(disability)
4 社会的不利(handicap)
5 抑えてもらいたいポイント
6 廃用症候群の方をイメージしてください
7 ケアのすすめ方
8 ADLとIADL
9 寝返り動作 Roll over
10 動作を見る上で重要な視点
11 幼児の姿勢
12 身体各部の重量比と身体重心
13 動作を見る上で重要な視点
14 動作を見る上で重要な視点 2
15 支持基底面と重心
16 支持基底面と重心 2
17 支持基底面と重心 3
18 安定性まとめ
19 動作観察(評価)1
20 動作観察(評価)2
21 動作観察(評価)3

22 動作観察(評価)4
23 動作観察(評価)5
24 動作観察(評価)6
25 動作観察(評価)7
26 良い寝返り動作
27 寝返り動作パターン
28 寝返り動作の相分け
29 寝返り動作の相分け 図
30 寝返り動作の相分け 図2
31 寝返り動作を実行する 重要なポイント
32 寝返り動作を実行する ための戦略は?
33 観察のポイントは?
34 寝返り動作の第1相
35 寝返り動作の第1相 2
36 寝返り動作の第2相
37 寝返り動作の第2相 2
38 内腹斜筋
39 外腹斜筋
40 寝返り動作の第3相
41 寝返り動作の第3相 2
42 寝返り動作分析のまとめ
43 起き上がり動作 Sitting over
44 背臥位〜端座位 起き上がりパターン
45 起き上がり動作の相分け
46 起き上がり動作の第1相
47 起き上がり動作の第1相 2
48 起き上がり動作の第1相 3
49 起き上がり動作の第2相
50 起き上がり動作の第2相 2
51 起き上がり動作分析のまとめ
52 チェックポイント
53 次回予告

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11   幼児の姿勢

ハイガード
→バランス補助
→肩甲骨内転(体幹筋補助)
ワイドベース
→支持面の確保(バランス補助)
体幹回旋不全
→安定性確保のため(股関節周囲筋同時収縮)

12   身体各部の重量比と身体重心

上半身重心
Th7~9棘突起

身体重心(center of gravity:COG) 上半身重心と下半身重心の中点

下半身重心
大腿骨上の上1/3と1/2の中点

13   動作を見る上で重要な視点

重心線
→身体重心を通る床への 垂線のこと
重心線が各関節中心から 離れれば関節モーメントが 大きくなる

14   動作を見る上で重要な視点

支持基底面
→人や物が支えられている底面で接点の 外縁を結んだ範囲
開脚では左右方向の 安定性が有利である

15   支持基底面と重心

①重心が低い
安定性が高い
動きにくい

②重心が高い
安定性が低い
動きやすい


16   支持基底面と重心

前方リーチを行うと重心は前方へ移動する
移動した重心が支持基底面から 逸脱すると転倒する

16   支持基底面と重心

前方リーチを行うと重心は前方へ移動する
移動した重心が支持基底面から 逸脱すると転倒する


17   支持基底面と重心

COGがBOSの中心に近いほど安定する


18   安定性まとめ

BOSは広いほど安定する
COGがBOSの中心近くに存在するほど
安定する
COGは低いほど安定する

20   動作観察(評価)

身体分節の方向、身体分節同士の
位置関係を上下・左右方向でとらえる

身体を頭頸部・上肢・胸郭・腰椎骨盤帯・ 下肢の5つの分節に分けて観察を行う

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